倉×対談

これからの政治を変える
新時代の市議会議員として

2021/06/30

GUEST PROFILE

大分市議会議員

牧たかひろさん
1973年2月22日生まれ。県内企業に勤務後、イベントMCやナレーション、テレビ・ラジオ番組でのレポーターなど、長年、大分のローカルタレントとして活躍。2021年の大分市議会議員選挙に立候補、見事トップ当選を果たした。政治の世界へとステージを移し、さらなる活躍を誓う。
市議会議員・倉掛まさひろがさまざまな分野の方々とトークを繰り広げる「倉×対談」。2回目は、長年、地元大分の人気タレントとして活躍し、市議会議員として歩み始めた牧たかひろ氏との対談が実現。大分市議会議員選挙の振り返りや今後の政治活動への想いを熱く語り合いました。その模様を前編・後編に分けてお届けします。

選挙を通して感じた率直な気持ち

 倉掛:今回の選挙は候補者も多く、正直大変でした。たくさんの人から「厳しい」と言われました。やはり、全身全霊をかけて臨んだだけに、「もし落選したら大分には居られない」と覚悟を決めて開票を見守りました。また、新型コロナウイルスの影響で、有権者の皆さまと直接会う選挙活動ができなかったので、その点も大変でしたね。

牧:私自身、はじめての選挙活動だったので、始まった瞬間からどうしていいのかわかりませんでした。とにかく一生懸命突き進むだけで、「これで良いのだろうか?正しいのだろうか?」と自問自答する毎日でした。YouTubeの開票速報を見る時も顔が青ざめていました。

倉掛:私は、選挙前から牧さんに注目していました。知名度は高いですし、きっと牧さんは当選するだろうと思っていました。タレントの方で政治家を目指す人も多いですが、牧さんが政治家を志した理由は何だったんですか?

牧:大分では、メディア業界から政治家になる人はまだまだ少ないですが、アントニオ猪木さんや今井絵理子さんなど、全国的に見るとたくさんいますよね。県内では、テレビ・ラジオで活躍していた首藤健二郎さんも竹田市議会議員を務めています。わたしも首藤先生の背中を追いかけてローカルタレントとして頑張ってきましたが、新型コロナウイルスで困っている人をお助けしたいという気持ちが強くなり、政治家を目指すようになりました。

当選後変わった政治家のイメージ

倉掛:政治家としての生活がスタートしましたが、率直な感想はいかがですか?タレントとしてのキャリアや経験が政治の世界で活用できる部分も多いのでは?

牧:「政治の世界は怖い」と聞いていたので、内心ビクビクしていましたが、皆さんすごく親切にしてくださいますし、質問すると皆さん親切に教えてくれます。倉掛さんのような優しい先輩が「こうしたほうがいいよ」と事細かくサポートしてくれるので、毎日喜びを感じながら楽しく仕事をさせてもらっています。

倉掛:ありがとうございます。私はもともと、衛藤 晟一(参議院議員)さんの秘書をやっていたので市議会議員の先生方は知っていたのですが、市議会については詳しくはわかりませんでした。知らないことばかりだったのですが、詳しく教えてくれる人も少なく、自分で情報を取りに行くしかありませんでした。そのとき私が心に決めたのは、自分が先輩になったら、新人議員の皆さんに対して丁寧にサポートしていこうということ。私が新人時代、「こんな人がいたらよかった」という人に近づけるように意識しています。

牧:新人なので、議会では始めのうちは質問すらできないだろうと思っていましたが、倉掛さんから「新人の方はどんどん質問して、どんどん仕事を覚えてください」と言われ、感激しました。わたしも倉掛さんを見習って、後輩が入ってきたらしっかりサポートしようと思っています。

政治はチームプレーが重要

倉掛:政治はチーム戦だと思っています。私たちは自民党に所属していて、市民の皆さんは「倉掛まさひろ=自民党」や「牧たかひろ=自民党・市議会議員」というイメージを持っています。自民党のイメージをアップさせることが、自民党一人ひとりの評価をあげることにつながると思います。

牧:倉掛さんの言うように、政治はチームプレーですので、仲間がいないと意見が通らないことが多い気がします。特に私は新人議員で政治に関するノウハウもないので、良き先輩と良き仲間からさまざまなことを学びたいと思っていました。1人で一歩ずつ歩んでいくよりも、みんなで「せーの!」とスタートした方が良いですよね。

倉掛:さすがですね。私がそのことに気づいたのは、一期目の終わりごろでした。現在、議会がない月は勉強会を行っているのですが、そのように、みんなで取り組めるものがあれば、みんなで取り組んだほうが絶対に良い。また、1人でしか取り組めないのであればみんなで取り組めるように努力すべきです。牧さんもSNSやYouTubeを活用されているので、そこでコラボするのも面白いですよね。今後は、さまざまなカタチで1つのモデルを作って行けたら良いのではないかなと思っています。

牧:倉掛さんはスケートボードの普及や環境整備に取り組まれていますよね。私もBMX文化を盛り上げていきたいと思い、先日YouTubeに動画をアップしました。ストリートスポーツの発展のために、2人で一緒に何か取り組むのも面白いかもしれませんね!

後編では、今後の意気込みや大分市政のビジョン、2人で取り組みたいことなどをより深く語り合います。お楽しみに!

 

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