倉×対談

これからの政治を変える
新時代の市議会議員として【後編】

2021/07/27

GUEST PROFILE

牧たかひろ
1973年2月22日生まれ。県内企業に勤務後、イベントMCやナレーション、テレビ・ラジオ番組でのレポーターなど、長年、大分のローカルタレントとして活躍。2021年の大分市議会議員選挙に立候補、見事トップ当選を果たした。政治の世界へとステージを移し、さらなる活躍を誓う。
市議会議員・倉掛まさひろと、この春から市議会議員として歩み始めた牧たかひろ氏との対談が実現。前編では、大分市議会議員選挙の振り返りや政治活動への想いを熱く語り合いました。今回お届けする後編では、大分の未来を見据えた活動や、2人で取り組んでいきたいプロジェクトなど、熱いトークを繰り広げました。

明るい未来を目指して発信し続ける

牧:「大分の皆さんの暮らしを豊かに」という想いはタレント時代と変わりません。しかし、政治の世界に飛び込んだ今、皆さんの生活に直結する重要な役割を担っていると感じています。今後もYouTubeで動画を発信し続けたいとは思っていますが、内容や方法をしっかり考えて発信していかなければいけませんね。大分の市議会議員や県議会議員の中で、倉掛さんのように動画やSNSをアップし続けている人は少ないですよね。

倉掛:そうですね。私が動画やSNSで発信し続けるのは、政治に興味がない方にも興味を持ってもらうことが目的です。発信力のある方とコラボすることで、政治に対する先入観をなくし、大分市の現状について知ってもらいたいという想いもあります。自分自身のイメージアップも必要かもしれませんが、まずは大分の現状や、政治のことを発信するためにYouTubeやTwitterを活用しています。

牧:政治のことを知ってもらうには、まずは情報発信することが大切ですね。YouTubeやSNSは、始めるのにお金もかかりません。積極的に使わないともったいないですよね。

倉掛:「どんな内容を発信すればいいのか」「どうすれば皆さんに興味を持ってもらえるのか」と必死に勉強する毎日です。情報を伝えなければ市民の皆さんには届きませんし、評価もされません。皆さんに役立つ情報を届けるのも私たちの仕事です。これからの時代は、政治について考えるだけでなく、SNSやYouTubeでの情報発信も必要だと感じています。

牧:私も、投票率を上げるためにさまざまなアイデアを考えました。テレビ局には、連日たくさんの子どもたちが見学に来ていました。コロナ禍が収束したら、政治の世界を覗く社会科見学を実施したいと考えています。政治に興味を持つきっかけにもなるし、議員になりたいと思う子どもも出てくるのではないでしょうか。

倉掛:良いですね!子どもたちが議会に参加したり、議員のイスに座ってみたり…、良い社会科見学になりそうです。子ども用の議員バッチを作ってプレゼントするのも良いかもしれません。

政治家をもっと身近に感じてもらいたい

牧:前編でもお話しましたが、倉掛さんのスケートボードで町おこしを目指すYouTube動画を見て、私もBMXの動画を作りました。今度一緒にコラボ動画をつくりませんか?最近はBMXに乗り始めたので、倉掛さんの上をジャンプする動画など面白そうですね(笑)。

倉掛:ぜひコラボしましょう。私のチャンネルでは、私がスケートボードに乗って「牧さんの上を飛んでみた」なんてどうでしょうか(笑)。昔、大分駅周辺にはスケーターがたくさんいて、とても危険でしたし、ゴミを捨てる人も多かったようです。「スケボー=不良、怖い」というイメージを抱く人もいました。しかし、田ノ浦エリアに「T-Wave」ができたことで、「スケートボード=スポーツ」として確立されつつあります。清掃も徹底され、スケーターの皆さんがこれまでのイメージを変える努力をしています。大分市に1つの文化が生まれつつあります。私は、彼らの努力や、スケートボードの楽しさが伝われば良いと思い、動画をアップしました。

牧: T-waveでは雨の日もストリートスポーツが楽しめますよね。素晴らしい環境なのですが、施設の外からは中の様子が見えません。ストリートスポーツ発展のためにはたくさんの人が見ることができる環境も必要です。今後はそういった場所をどこかに作りたいと思っています。そこでBMXはじめストリートスポーツの楽しさが伝われば嬉しいですね。今後は、市民の皆さんと一緒にBMXを楽しみ、私が皆さんに身近な存在だと感じてもらえたらいいなと思います。

倉掛:政策の中で「市民の目線に立って〜」とよく聞きますが、市民の目線に立つだけでなく市民と一緒により良いまちを作っていくことが大切ですね。

牧:「政治家に会う=ハードルが高い」と感じている人もいるかもしれませんが、そんなことないよと伝えたいです。「おいちゃん、家の近くの側溝が割れたんよ」と気軽に相談ができる存在を目指しています。“身近なおいちゃんが議会に行っている”スタンスでいたいですね。 

今後の目標や意気込みは?

倉掛:現在、メディアやビジネスの形、さまざまなものが変化しています。さらにコロナ禍の影響で新しい政治のあり方を私たちが作っていかなければいけません。だからこそ情報発信の方法や皆さんが求めるものは何なのかをしっかり見極め、上手にアウトプットしていく必要があります。この考えを、チームや議会全体に広げていきたい。これが4年間の課題の一つだと感じています。既成概念にとらわれず、どんどんクリエイティブな政策提言をしていきたいです。

牧:とにかく “大分をより良くする“という大きな目標があります。市民の感覚を持つのではなく、私自身もいち市民として、皆さんと一緒に一歩一歩前進していきます。そのためにもビジネスのこと、政治のことで自分に足りないものは積極的に身につけていかなければいけないと感じています。

対談を終えて

牧:倉掛さんのイメージが変わりました。議会の時は真面目な倉掛さんしか見たことがなかったので、今回いろいろとお話させていただいたのでとても楽しかったです。

倉掛:こういう機会に、さまざまな方とお話させていただくことが大事ですよね。政治家の方々や市民の方と、なにかに一緒に取り組むことで、信頼関係ができてきて、政治に対する意識も高まるのではないかと思っています。牧さん、ありがとうございました!

対談のこぼれ話をこちらのYouTubeで公開中!!
【番外編動画はコチラ】

 

 

PAGE TOP